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Okabayashi Clinic

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イボ

イボ

イボは医学的にはウイルス性疣贅(ゆうぜい)といいます。

ヒト乳頭腫ウイルスというウイルス感染によって起こります。

人から人に感染しますが、触っただけでは感染せず

皮膚や粘膜の小さな傷などにウイルスが入り感染します。

ウイルス性疣贅にはいくつかタイプがあり、発症部位や形態などによって

いくつかに分けられます。

● 青年性扁平疣贅(せいねんせいへんぺいゆうぜい)

直径2~3ミリ位で表面は平ら、若い女性のおでこや口の周りに

出来やすいが子供でもみられます。

● 尋常性疣贅(じんじょうせいゆうぜい)

手足の末端に多く出る。表面がデコボコしていて子供から大人にまで

みられるが、子供に多い。

● 足底疣贅(そくていゆうぜい)

足の裏にできる、圧力がかかるために殆ど隆起しない。

● 尖圭コンジローマ(せんけいこんじろーま)

皮膚粘膜や陰部にできる。硬くならず乳頭状、鶏頭状のイボ

● 伝染性軟属腫(でんせんせいなんぞくしゅ)

柔らかく光沢があるため、一般に水イボと呼ばれ子供がプールなどで感染したりする。

 

イボはウイルス性ですのでもちろん移ります。

触っただけでは感染せず切り傷などにウイルスが入った時だけ感染し

イボになります。

イボはカミソリで切り取っても、その傷口からまたウイルスが入り再発

することがあり、傷跡が残ることもあります。

自分でイボを取るのは厳禁です。必ず医師の診断を受けましょう。

イボの治療には凍結、焼灼、腐蝕などで感染細胞を破壊する外科的療法の他

内服薬によってイボのウイルスに作用する内科的療法があります。

イボの種類や発症部位によって適切な治療方法が選ばれます。

イボの治療が進み消失が近くなると特に青年性扁平疣贅ではイボの周囲が赤くなり

同時に痒みが出てきます。

この時に痒いからとイボを掻かないように注意することが必要です。

消失は親イボから始まり周囲の子イボに及ぶ事が多いようです。

 

 

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