冷房した室内に長時間いて体が冷えたり、外気との温度差に適応できなくなったりして
体調を崩す事。
夏季に冷房されている職場や室内で生ずる不適応症候群で、体や足がだるい、疲れる
体や足が冷えるなどのほか、胃腸障害、神経痛、生理障害などの症状も現れる。
原因は過冷房、すなわち冷房温度の下げ過ぎで室温が25℃以下になるとこのような症状が
多くなる。夏の暑さに順化されている体で、しかも夏の軽装で長時間にわたって
外気温と温度差の大きい冷気にさらされると、体温調整機能が低下し、冷房病となる。
最近では省エネルギー対策の一環として冷房温度を28℃にするという申し合わせが浸透
してきたため、かつてのような冷房病の多発はみられませんが、自律神経機能の弱い者の場合は
冷風に直接当たらないようにする、膝掛、セーターなどの衣服による調整といった配慮が
必要となります。
★ 猛暑を乗り切る夏バテ対策
熱中対策は小まめに水分を補給することですが、食事も大切です。
一回の食事で摂取する水分はコップ2~3杯にものぼります。食事をしっかり摂ることで
脱水症を未然に防ぐことができます。
暑い夏にはちょっと辛いメニューですが、野菜のたっぷり入った鍋。
ビタミン類が豊富で、肉や魚などの動物性たんぱく質は体温が上がり汗をかきやすくなります。
水分補給といっても、風呂あがりのビールは要注意です。風呂で汗をかいた体に利尿作用のある
ビールは脱水状態に拍車をかけかねないということです。
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