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Okabayashi Clinic

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秋から冬にかけて多い疾患

秋から冬にかけて多い疾患

これからの時期に気を付ける疾患

まずはインフルエンザです。

例年11月頃から徐々に増え始め、1月頃に流行がピークに達し

4月過ぎに収束する傾向があります。

肺炎や脳炎を発症するリスクもあるため、風邪とは区別して考えるべき

病気と言えます。

冬に流行する季節性インフルエンザはA型・B型になります。

一度かかっても抗体はできず翌年以降も感染します。

2009年H1N1型の新型インフルエンザが世界中で猛威をふるいました。

インフルエンザの主な症状は突然の発熱(38度以上)全身倦怠感や

食欲不振などの全身症状が現れ、関節痛も伴いやや遅れて咳や鼻水などの

呼吸症状が現れます。

特徴として1~3日の潜伏期間を経て突然発症し、感染経路は咳や鼻水を介して

飛沫感染し、38度以上の高熱が3~5日続きます。

 

続いて感染性胃腸炎

ノロウイルスやロタウイルス、細菌や寄生虫などが原因で嘔吐や下痢を主症状とする

感染症です。

感染経路は病原体が付着した手で口に触れる事による接触感染と

汚染された食品を食べる事による経口感染があります。

一般的に夏季は細菌性胃腸炎が冬から春にかけてはウイルス性腸炎が多く発生します。

また嘔吐が続く事により、高齢者の方は誤嚥性肺炎を起こす事があるため

体調の変化に注意しましょう

嘔吐物は想像以上に遠くまで飛び散っています。

便や嘔吐物を処理する時は使い捨て手袋、マスクを着用して処理しましょう。

 

最後に長引く咳です。

風邪をひいてから咳だけが残り、なかなか収まらずに長く続くという症状です。

2週間以上続く咳や、期間が短くても夜間に眠れないほどの激しい咳が続く場合は

風邪ではない可能性もあります。

肺がん・結核・肺炎や心不全・咳喘息・慢性閉塞性肺疾患など重篤な病気の

場合もあるので医療機関への受診をお勧めします。

1回の咳で2キロカロリーのエネルギーを消費するといわれています。

咳が止まらないのはとても辛いものです。

自宅では加湿器を利用して室内の湿度を50~60%に保つ

就寝中に口の中の雑菌が増えます。起床後すぐにうがいをするなどの習慣を

つけるのも良いのではと思います。

 

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