音を伝達する能力は何かしらの原因(日常のストレス)や加齢に伴って落ち、
音を感じにくくなります。すると音を感じる感覚神経が小さな音でも感じるように
感度を高めるので、ノイズのような不快な音を感じるようになります。
聴覚も日常生活に支障がなくても、実は聞こえていない音域がある可能性もあると
されています。耳の中から音がして、耳の外からの音が聞こえにくいことに
ストレスを感じ、気持ちがふさいで外に出るのが嫌になると、代謝や循環も落ちるので
症状を悪化させます。
東洋医学で耳鳴り・難聴は身体に流れる経絡(ケイラク)という全身の栄養経路を診ると
小腸胆経とケツ陰肝経に症状が多く出ます。胆経は耳の周りを取り巻くように流注します。
これは耳を栄養していることを意味します。
また肝経は情緒・ストレスをつかさどり、自律神経バランスに関係があります。
さらに胆経と肝経は互いに作用し合います。このことから耳鳴りは、外的ストレスによる
不調であると考えられます。
当院は生命活動に欠かせない気・血・水のバランスとストレスに侵されやすい
自律神経のバランスに着目し、漢方を処方いたします。
もしかして耳鳴りしてるかも?聞こえにくいかも?
このような症状は我慢せずに早めの受診をおすすめします。
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