神奈川県大和市漢方、漢方医、漢方外来、漢方内科、漢方皮膚科、漢方婦人外来、内科、皮膚科、整形外科、小児科、リハビリ科

Okabayashi Clinic

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骨粗鬆症治療の三大ポイント

骨粗鬆症治療の三大ポイント

①    食事療法

まずカルシウムを多く含む食品(例えば牛乳や大豆や小魚など)を毎日とるようにすることを第一に栄養バランスのよい食生活を続けることが大切です。日本人の場合は一日600mg以上のカルシウムが必要です。カルシウムの吸収を減少させる食生活、例えば、ビタミンの不足やリンの取りすぎなどに注意しましょう。無理なダイエットや偏食、インスタント食品の取りすぎなどが、骨粗鬆症の原因になります。

②    運動療法

運動によって骨のカルシウム量が増え、骨が丈夫になることは明らかです。また運動によって筋肉を鍛えると、筋肉が骨を保護して骨折などの事故から守る効果も期待できます。また戸外に出て日光に当たることも、ビタミンDの生成に必要なことです。ビタミンDが不足すると、カルシウムの吸収がスムーズに行かなくなります。

③    薬物療法

医師の検査・診断を受けたうえで、薬物療法を行います。現在検査によって簡単に診断できます。特に閉経後、慢性疼痛、ステロイド長期内服、圧迫性骨折の既往がある方が是非一度検査を受けて下さい。骨粗鬆症の治療薬は、カルシウム製剤、ビタミンD製剤、ビタミンK製剤、ビスホスホネート製剤、女性ホルモンなどがあげられます。第一段階では食事と運動などの基礎治療と転倒予防のトレーニングなどを行います。第二段階以降は、薬物による治療が始められます。現在新薬の開発も活発で治療法の研究も進んでいます。週一回のみ内服薬も開発されて、効果も評価されています。

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