80代女性、夜間に頻繁に起こる動悸と、それに伴う不眠でうつの状態
2010年の6月頃より食欲低下と朝の倦怠感、それに対して心療内科で
安定剤を処方されていた。同年の7月には夜間の動悸が出現し、安定剤を服用しても
眠れないとの事でした。動悸の薬として処方されていた薬を服用しても一切効果がなく
動悸は一度も治まることなく不眠が続き、若干の筋力低下、うつ状態を認めている。
不眠のため体力的に弱っており、声も小さい、風邪をよくひいてしまう。
他院で葛根湯を処方されて動悸が酷くなった事や虚弱体質である事から
加味逍遥散を処方し2か月間様子をみました。
その後の受診で、動悸が治まった。夜間時々起きてしまうが安定剤を飲めば再入眠できる。
表情も明るくなり、風邪もひきにくくなった。現在も同処方を続けています。
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