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Okabayashi Clinic

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ニュース

風邪の予防と食物療法

漢方では風邪に対して

1、首筋や肩甲間部の冷え

2、咽喉の乾燥

3、口から胃腸へ、の3か所から侵入してくると考えられています。

首筋や肩甲間部が冷えると、鼻詰まり・クシャミ・肩凝り・頭痛などの症状が起こります。

★食物療法★ 家庭で出来る簡単な「風邪薬」

1)葛湯に、少量の生姜とスパイスのシナモンを加えます。

これは風邪でなくとも、頭痛や肩凝りにも良く効きます。

2)長ネギ白茎部(1本)と生姜(親指大)のスープ

(水・量や味付けは適当に)

これは風邪の初期に汗をかかせて治す方法です。

3)梨のホットジュース(梨なら何でもよし)

すりおろし、温めて飲みます。

咽喉が乾燥しやすく、すぐに痛みやすい人、声枯れに良く効きます。

4)ニンニクと梅・シソのスープ

油や脂肪を少なくすれば、具や味付けは適当に!

風邪のウイルスや細菌によって、すぐ胃腸をこわす人には最適です。

食あたり対策に毎日飲みましょう

★予防と養生法★

1)乾布まさつを毎日しましょう !

特に胸と背中を1回5分 朝晩1カ月 これだけで効果抜群です。

2)咽喉の弱い人や肩凝り、頭痛の多い人は、寝る時、首にタオルを2つ折りにし

軽く巻いて寝ましょう!

3)睡眠不足と寝冷えは、体力を落すので避けましょう!

一番大事なことは、自分の体は自分で守り、風邪をひかないという気力を忘れないことです。

 

インフルエンザと湿度

インフルエンザは「季節性」の名前がつけられているように、毎年12月~3月に

流行します。その理由にはいくつかありますが注目して欲しいのは湿度との関係です。

インフルエンザウイルスは気温との兼ね合いもありますが、湿度50%以上の環境下では

ほとんどが1日たらずで死滅します。しかし湿度が20%以下だと非常に高い確率で生き延びます。

日本の場合は1か月の平均湿度が地域によって50%を下回る所もありますが、20%以下という地域は

ありません。そこで問題になるのが暖房です。暖房はエアコン、ストーブといった器具に関係なく

湿度を下げる働きをします。この時期暖房を使用した室内は私たちが思っているよりも乾燥しています。

実際に暖房を使用することによって室内の湿度が20%近くまで下がっているケースもみられます。

このことがインフルエンザウイルスにとっては、活動しやすい環境を生み出しているといえます。

これからの時期、暖房を使用する時は湿度にも注意を払ってください。

室内が乾燥状態にある場合は、加湿器を使用するようにしましょう。

特に寝ている間も暖房器具を使用されるご家庭では、就寝中の湿度に注意することが必要です。

寒い冬と脳卒中

自律神経によりコントロールされている体温調節機能のおかげで、人間は暑い・寒いと

感じることができます。

冬、寒い季節になると脳卒中が増えますが、冷たい空気に交感神経が刺激されて血管が収縮し

血圧を上昇させることが原因です。 脳卒中は脳の血管が詰まる脳梗塞と、脳の血管が

破れる脳出血や、くも膜下出血などに大きく分けられますが、最近では脳梗塞が65%を占めています。

脳卒中の予防法としては、たばこはやめ、運動をして肥満防止に努めましょう。

また高血圧に気を付けてください。適度な運動は血管を拡げ、高血圧対策としても効果があります。

1日3個のみかんで風邪知らず

みかんは、果実、袋、皮まで全てに薬効があります。

とくに風邪予防に欠かせないビタミンCの含有量が多く、1日3個食べれば

1日分のビタミンC必要量の半分をとることができます。

また袋や白いすじにはヘスペリジン(ビタミンPと呼ばれるビタミン様物質の一部で

ポリフェノールの一種)が豊富で毛細血管の強化、血中コレステロール値の改善に役立つと

言われています。実と一緒に袋やすじを食べることをおすすめします。

もう1つおすすめは、風邪のひき始めに効果のあるホットみかんジュース

みかんを焼き網の上にのせ、弱火で焼いて、中まで火が通ったら(目安は皮全体が黒くなる)

半分に割って果汁を絞り、しょうが汁を少し加えて、アツアツのうちに飲みます。

みかんに含まれているビタミンCの抗ウイルス作用と、しょうがの免疫力アップで

風邪予防には最適な飲み物です。

みかんの皮は捨てずに、干してお風呂に入れてください。体が芯から温まります。

冷え対策はお腹から

女性にとって冬場の冷えはとても辛いものです。

7割以上の女性が冷えに悩んでいると調査結果にあります。

冷えは、血液循環が阻害されていることから起こります。

このため冷えは、身体的に辛いだけではなく、肌の老化にも関係しています。

冷えを我慢するのではなく、アンチエイジングのためにも積極的に改善していきましょう!

血液循環をよくするために特に注意したいのは「お腹」です。

冷えに対して身体は、内臓を守るためにまずお腹から温めていきます。

逆にいえば、お腹の血行が悪い状態では、手足の先だけを温めても効果が現れにくいのです。

お腹の血液循環をよくするために、服装でお腹を締め付け過ぎないように注意してください。

また冬場は、ゆったりとした腹巻を着用するのもよいでしょう!

不眠症

[不眠症の特徴]

1、日中に眠くなって、ぼーっとする。

2、眠りたいときに眠れない、何時間は眠りたいという希望がある。

3、眠れないことに対する焦り、恐怖心がある。

[短時間睡眠の人の特徴]

1、日中、快活に働く(動く)。

2、さっと眠って、さっと起きる。

3、眠くならなくても焦らない、そのうちに眠れると考える。

 

不眠症の治療として、強い執着心の原因を探る。

なぜ眠らなくてはならないのか?

翌日の仕事?

休んではいけないの?

実際に眠れなくて何が一番困る?

仮にこの問題が、実は大きな問題ではないならば、まず必ず眠らないといけない

訳ではない!という事をメッセージとして自分に伝える。

その上で、執着心によって引き起こされた興奮の種類に応じて、気持ちを降下させます。

 

理想的な入眠状態は、昼間に元気に満ち溢れ、午後から夜にかけて緩やかに冷めていくことで

作られる。不眠症の患者さんは、この緩やかなカーブがうまく構築できないため、日中に元気がなく

だるい一日を過ごし、夜に興奮が冷めないという状態になる。したがって不眠症の治療には

①日中の元気の持ち上げ

②夜の興奮を下げる

という考えが大事になります。

漢方薬は、このような症状の改善のお手伝いができます。

ぜひ一度相談にいらして下さい。

 

皮脂欠乏症(乾皮症)

皮脂欠乏症は、皮膚の表面の脂が減少することにより皮膚の水分が減少して

乾燥を生じる病気です。

始まり=皮膚が乾燥し、角質がはがれて痒みも伴っています。

酷くなると=亀の甲羅のように皮膚がひび割れ、少し赤くなっています。

痒みも強くなっています。

さらに酷くなると=皮脂欠乏症が進んで、皮脂欠乏性湿疹になっています。

痒みも酷く、夜中に目が覚めるほどです。

★症状が出やすい部分★

最も多いのは膝下(すね)です。その他、太ももや腰周り、わき腹などにも

よくあらわれます。

★皮膚の乾燥を引き起こす要因★

うるおいを保つために必要な物質(皮脂・天然保湿因子・角質細胞間脂質)が

加齢に伴って減少します。

女性のほうが男性より、やや早い年代から皮膚の乾燥が始まる傾向があります。

季節=空気が乾燥しやすい秋から冬

生活習慣=体の洗いすぎや冷暖房のきかせすぎなど

疾患・治療=アトピー性皮膚炎などの乾燥を伴う皮膚疾患、糖尿病などの内臓疾患

血液透析や一部の抗がん剤治療など

 

★保湿剤の塗り方★

保湿剤は、皮膚にうるおいを与えたり、水分が逃げないようにする働きをします。

皮脂欠乏症の治療の基本は、保湿剤を塗ることです。症状を悪化させないように

早めに保湿剤を塗るようにしましょう

湿疹(赤み)がある場合(皮脂欠乏性湿疹になった場合)

症状が悪化して湿疹(赤み)がある場合は、ステロイドの塗り薬で治療します。

痒みが強い場合は抗ヒスタミン剤、抗アレルギー薬の飲み薬で治療します。

いずれの薬も当院で処方いたします。

★日常生活で気を付けること★

熱いお湯、長風呂は避けましょう

ナイロンタオルなどでゴシゴシ洗うと皮脂をとりすぎてしまいます。綿などの刺激の少ないタオルや

手で洗いましょう。

石鹸やシャンプーの成分が残らないように、よく洗い流しましょう。

空気が乾燥すると皮膚も乾燥して痒みが強くなります。加湿器などで適度な湿度を保ちましょう。

冷暖房のきかせ過ぎも注意しましょう。

肌着など直接皮膚にふれる衣類は、チクチクしない刺激の少ないものにしましょう。

掻くと症状が酷くなって赤みのある湿疹になったりします。できるだけ掻かないようにしましょう。

アルコールや香辛料などの刺激物をとると体が温まり、痒みが酷くなります。とりすぎないように

しましょう。