夜間頻尿とは夜間に排尿のために1回以上起きなければならない訴えがあり
そのことによって困っている状態。
夜間頻尿の訴えは特に高齢者に多く、夜間に頻繁に起床することによって
転倒や骨折、朝方覚醒時の急激な血圧上昇による心血管疾患の発生などのリスクが
増すため、生命に関わる重大な問題につながることがあります。
夜間頻尿を引き起こす主な原因には
①夜間尿量の増加(夜間多尿)
②膀胱容量の減少(膀胱蓄尿障害)
③睡眠の質の低下(睡眠障害)
この3つがあるとされています。
問診によって夜間頻尿の原因にはある程度特定できますが、診断には排尿日誌を記録
してもらうことが必要となります。
治療は、それぞれの原因に合わせた薬物治療と生活指導が中心となります。
原因1つめの夜間多尿には定められた治療法はありません。
高血圧・糖尿病・腎疾患など多尿を引き起こす疾患があれば、その治療を行いますが
特に併存する疾患がない場合は内服薬で多尿を起こすような薬がないかをチェックしてみます。
過剰な水分摂取やカフェイン・アルコールの摂取を控えるよう生活指導を行うことが
基本となります。
2つめの膀胱蓄尿障害は前立腺肥大症や過活動膀胱などにより膀胱が過敏になり
膀胱の蓄尿容量が減少して頻尿を起こすものです。
治療は原因となっている泌尿器系疾患の薬物治療が中心となります。
3つめの睡眠障害に伴う夜間頻尿は睡眠に問題があるのか?
泌尿器系の疾患によるものなのか?
高齢者では加齢とともに睡眠が浅くなるうえ必要な睡眠時間よりも長時間就床している人も
多いため中途覚醒して夜間頻尿を起こすことがよくあります。
☆睡眠に関する生活指導☆
●日中はなるべく体を動かす
●散歩は夕方にする
●なるべく昼寝はせず、昼寝をする場合は15分以内の短時間にする
●夜はあまり早い時間から眠ろうとせずに、眠くなってから床に入るようにする。
●夜間に目が覚めた時には時計は見ない
高齢者ではなく、中学一年生の女子の相談です。
年少さんでオムツとれ、オネショもありませんでしたが、小学3年生のはるから突然不定期におねしょをします。治療法ありますか