令和7年4月1日より診療時間変更となっております。
月曜日 午前の診療は休診
火曜日~金曜日の午前 9:30からの診療
水曜日・日曜日は休診
土曜日 午前 9:00からの診療
午後の診療については変更ありません。
ご迷惑をおかけ致しますがご理解の程よろしくお願いいたします。
TEL.046-262-4885
〒242-0021神奈川県大和市中央1-1-2第二近藤ビル2F
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肩関節周囲炎は肩の痛みや動く範囲が狭くなり、生活の中で困る事が多くなる疾患です。
一般的に四十肩・五十肩とも呼ばれています。
四十肩・五十肩の違いはどちらも肩関節周囲炎の総称であり症状に大きな違いはありません。
四十肩は40代に、五十肩は50代に発症しやすいというだけで症状や原因、治療法はほぼ同じ
四十肩・五十肩を区別する明確な基準はなく年齢によって呼び方が変わるだけと考えて良いでしょう
どちらも肩関節周囲の炎症が原因で痛みや可動域に制限が生じます。
腕の動きが制限される理由とは
これは肩関節周囲の炎症によって関節包が厚く硬くなる事が原因です。
関節包は肩関節を包む袋状の組織で関節の安定性を保つ役割を担っています。
四十肩・五十肩では、この関節包が炎症を起こし厚く硬くなります。
その結果、肩関節の動きが悪くなり腕を自由に動かす事が出来なくなります。
例えば、バンザイをしようとすると肩に痛みが走り腕を完全に上げる事ができなくなります。
また腕を後ろに回す動作や体の前で腕を交差させる動作も制限されます。
典型的な肩関節周囲炎は3つの病期を経て回復していきます。
炎症期・・初めの症状として痛みが出現し、肩を動かす事が苦痛になります。安静時の痛みや
夜間痛を生じるようになり拘縮(関節が動きにくくなった状態)が徐々に進行します。
症状=〈強い痛みがある・夜間痛で眠れない・肩の動きは比較的良い〉
治療方針=〈安静〉炎症を落ち着かせる事が大切です。
拘縮期・・拘縮が中心となり、あらゆる方向に動きが狭くなりますが、痛みは軽快していきます。
症状=〈痛みが落ち着いてくる・肩が動かしにくくなる〉
治療方法=〈温める)血行を良くし筋肉をほぐしながらゆっくり動かします〉
寛解期・・拘縮が徐々にとれて、動きが改善していきます。
症状=〈痛みは殆どない・肩の動きが徐々に良くなる〉
治療方法=〈動かす〉痛みに注意して積極的に動かしましょう
生活の工夫
生活環境を少し工夫するだけで症状が和らいで肩も使いやすくなります。
手の使い方を工夫して、肩の負担を減らしましょう。
手だけで動くのは止めましょう、体ごと動かしましょう
衣服に袖を通す時は、痛みのある腕から先に通し、脱ぐ時は痛みのある腕から先に抜きましょう。
定期的な運動やリラックス出来る習慣をつけましょう。
全身運動をしてウオーキングを取り入れ1日15~20分程度で少し汗ばむ程度に無理なく続けましょう。
全身のリラックス効果を含めてお風呂に浸かって温めましょう。
判断を間違えやすい肩の痛み
お困りの症状を当院でご相談下さい。
夏になると高温多湿の環境に身体が適応できなくなり、疲労感や頭痛、食欲不振といった
さまざまな症状がでることがあります。これが夏バテ
暑さによって引き起こされる症状の夏バテは、9月に最も多くなるとも言われています。
<症状>
1,だるさ、疲労感
2,頭痛、めまい、立ち眩み
3,食欲不振
<原因>
1,高温多湿による発汗異常
2,睡眠不足
3,食事の偏り
<解消する生活のポイント>
1,シャワーだけで済ませず、寝る30分~1時間前にぬるめのお風呂に入って
リラックスし、寝つきを良くする
2,早朝や夕方の比較的涼しい時間帯にウオーキングやストレッチなどの無理のない運動を
習慣にする
3,冷房など室内外の温度が5℃以上になると自律神経が乱れやすくなるため
細かな温度調節を心がける
4,ビタミンB1不足を解消
ビタミンB1によってエネルギーがスムーズに作られることで疲労回復や精神を安定
させることが期待できる
※夏バテ解消には食事・運動・睡眠のバランスを整える事が大切
栄養バランスの取れた食事、無理のない適度な運動、十分な睡眠によって自律神経のバランスを整え
毎日を元気に過ごしましょう!
肝臓は沈黙の臓器と言われています。
肝臓に障害があっても自覚症状が出にくく、黄疸などの明らかな症状が出る頃には
既に病気が進行してしまっているためです。
肝臓の3つの働き
肝臓は右の肋骨に守られるようにして存在する人の体で最も大きい臓器で
体重の約50分の1を占めています。
主な働き① 私たちの体に必要な蛋白の合成・栄養の貯蔵
② 有害物質の解毒・分解
③ 食べ物の消化に必要な胆汁の合成・分泌
私たちが食べたものは胃や腸で吸収されやすい形に変えられた後
肝臓へ送られます。肝臓で色々な成分に加工されると動脈を通って必要な場所に配られていきます。
例えば食事などから摂った糖質はグリコーゲンとして肝臓に蓄えられ、夜間にエネルギー源として
血中に放出されます。利用されて不要になった老廃物は今度は静脈を通って肝臓へ戻され胆汁に排泄されます。
その老廃物の一部は再び吸収されて肝臓で再利用されます。
このように肝臓は栄養素の生産リサイクルの中心となっています。
血液検査による肝臓の数値
炎症によって壊れる細胞の数が増え中身が血液に漏れ出すと血液検査で基準値を上回る
検査項目
AST(GOT)基準値は13~33 IU/ℓ
ALT(GPT) 男性:8~42 IU/ℓ
女性: 6~27 IU/ℓ
LDH 119~229 IU/ℓ
肝臓の細胞が傷んで壊れると中身が血液に漏れ出します。
この量が正常値を上回るということは、肝炎をおこしているとも考えられます。
肝臓を守るために
調べる・・・肝炎ウイルス検査を受けましょう
治療する・・肝炎や肝機能異常を指摘されたら早めに医療機関を受診しましょう
労わる・・・食べ過ぎに気をつけましょう
バランスの良い食事を心がけましょう
野菜をたっぷり摂りましょう
アルコールは控えめに
帯状疱疹の発症には年齢に大きく関わり、高齢になると発症しやすくなります。
帯状疱疹は50歳を過ぎると発症が増え、80歳までに約3人に1人が発症すると言われています。
帯状疱疹の原因は水疱瘡と同じウイルスです。
水疱瘡になったことがある人は、帯状疱疹になる可能性があります。
日本人では15歳以上のおおむね9割以上は、水痘・帯状疱疹ウイルスに対する抗体を持っており
過去に水疱瘡になったことがあると考えられます。
このウイルスは治った後も症状を出さない状態で体内に潜伏し、免疫機能低下などで
再活性化すると帯状疱疹を発症する可能性があります。
最近、疲労やストレスが溜まっていたり、睡眠などの生活リズムが不規則であると感じている場合には
充分に注意が必要です。
帯状疱疹の発症には免疫機能低下が関係していること多く
加齢に加え疲労やストレスなどによる免疫機能低下によっても発症する可能性があります。
帯状疱疹を1度発症すると免疫がつき、その後はなりにくいとされています。
ただし、加齢などで免疫低下した場合は発症することがあり国内でも約6%の割合で再発したとの報告があるそうです。
帯状疱疹になりにくい体づくりのためには、食事のバランスに気をつける、睡眠をきちんと取るなどの
規則正しい生活習慣、適度に体を動かすなどで、病気に対する免疫機能を維持しておくことが大事です。
また予防接種という選択肢もあり、50歳以上の人は帯状疱疹の予防接種を受けることができます。
接種にあたっての注意事項については医師とご相談ください。
当院にて予防接種はできますので受付にご相談ください。
お電話での予約も受け付けております。
令和7年 8月10日(日)から8月17日(日)まで休診させて頂きます。
大変ご迷惑をおかけしますが何卒宜しくお願い致します。
8月10日(日)休診日
11日(月)休診
12日(火)休診
13日(水)休診日
14日(木)休診
15日(金)休診
16日(土)休診
17日(日)休診日
18日(月)通常通り診療
お間違いのないようにお願い致します。
誠に勝手ながら令和7年7月22日(火)臨時休診とさせて頂きます。
ご迷惑をおかけ致しますがご理解の程よろしくお願いします。
院長=岡林 潤
サルコペニアとは加齢や病気によって筋肉量が減少し、同時に身体機能も低下した状態がサルコペニアです。
ギリシャ語のサルコ(筋肉)とペニア(喪失)を合わせた造語
サルコペニアになると特に抗重力筋(広背筋・腹筋・膝伸筋群・臀筋群など)の低下が多く見られることから
立ち上がったり歩いたりするのが困難になります。頻繁につまずく、立ち上がる際に手をつくような場合には
かなり症状が進行していると考えられ、進行するほど生活の質(QOL)の低下を招き寝たきりになってしまうことがあります。
しかし、サルコペニアは筋肉量の減少が病態であるため、十分な栄養摂取や運動によって筋肉量を増やし
筋力を強くすることで進行をある程度抑えることができます。
サルコペニアの原因には
● 年を重ねることによるもの(一次性サルコペニア)
筋肉量の減少は誰にでも起こるもので一般的には25~30歳から始まり年を重ねるにつれて
徐々に進行していきます。
● 病気に伴う消耗や身体機能障害によるもの(二次性サルコペニア)
臓器不全や炎症性疾患、内分泌疾患、癌などの病気に付随してサルコペニアが起こるほか
病気によって安静を強いられ不活動になることもサルコペニアの原因です。
サルコペニアの症状
筋肉量が減少して筋力が低下することで、立ち上がりや歩くのが困難になる
頻繁につまずく、体が思うように動かないなどの症状が現れます。
このような症状によって生活の質(QOL)の低下に繋がるほかさらなる不活動を招き寝たきりになって
しまうこともあります。転倒や骨折の危険性が高まる原因にもなります。
また、筋肉量が減少すると血糖値を調整する力が低下して血糖値が変動しやすくなります。
物忘れ、免疫力の低下・嚥下機能低下・呼吸機能低下に繋がるという報告もあります。
サルコペニアの治療
進行を防ぐためには運動と食事が有効であるため、サルコペニアと診断されたら運動指導と食事指導が行われ
患者自身で取り組むこととなります。
サルコペニア予防に必要な食事とは
筋肉を維持するために十分なエネルギーとタンパク質摂取が必要です。
3つの食事ポイント
① 十分なエネルギー
エネルギー不足の状態では筋肉がエネルギー源として分解されサルコペニアが進行します。
体重減少がないように十分なエネルギーを摂りましょう。
② タンパク質
筋肉の材料はタンパク質です。
エネルギーとタンパク質の片方でも不足している場合、筋肉を維持することはできません
③ 1日3食均等に栄養を摂る
1日に必要な栄養を3食均等に摂ることで、効率よく筋肉合成が行われます。
またビタミンDとカルシウムも重要な栄養素で転倒や骨折の予防に繋がります。
このような栄養素を意識しながら、主食・主菜・副菜を揃えたバランスのよい食事を心がけるようにしましょう。
令和7年 4月27日(日)から5月7日(水)まで休診させて頂きます。
ご迷惑をおかけ致しますが、お間違えの無いようお願い致します。
4月27日(日) 休診日
28日(月) 休診
29日(火) 祝日・休診
30日(水) 休診日
5月 1日(木) 休診
2日(金) 休診
3日(土) 祝日・休診
4日(日) 休診日
5日(月) 祝日・休診
6日(火) 祝日・休診
7日(水) 休診日
5月8日(木)から通常通り診療させて頂きます。
花粉とは、スギやヒノキなどの植物の花粉が原因となって、
クシャミ、鼻水などのアレルギー症状を起こす病気です。
季節性アレルギー性鼻炎とも呼ばれています。
季節性アレルギー性鼻炎=花粉症
原因となる花粉の飛ぶ季節だけに症状があります。
日本では、約60種類の植物が花粉症を引き起こすと報告されています。
花粉の飛散時期
スギ: 年初から飛び始めて3月にピークを迎えて5月くらいまで飛散します。
ヒノキ: スギよりも若干遅れて飛び始めて4月にピークを迎えて6月くらいまで飛散します。
シラカンバ: 北海道ではシラカンバ属の飛散が5~6月にピークを迎えます。
イネ科: 北海道で6~9月に飛散しますが本州以西では、ほぼ1年を通して飛散します。
キク科: 秋の花粉として知られているキク科のブタクサ属、ヨモギ属、クワ科のカナムグラは
8~10月に飛散します。
花粉が飛びやすい時
●雨の日と雨上がり
花粉は雨が降れば地面に落ちますので雨の日は飛散量が少なくなりますが
雨が上がると遠くから飛散する花粉に加えて地面の花粉も巻き上げられますので
飛散する花粉は倍増すると考えられます。
●朝と夕方
一般に花粉は通勤・通学時間帯にあたる朝と夕方に多く飛散する傾向があります。
日の出から時間とともに気温が上昇するにつれて花粉も目や鼻の高さに浮遊しやすくなる
ことや、夕方にかけて気温が下降するにつれて上空にあった花粉が降りてくると考えられます。
●花粉回避の服装
花粉は全身に付着しやすいので、頭髪は帽子で、目や鼻はメガネやマスクで
首はマフラーやスカーフで付着を防ぎ花粉が付着しにくいような表面がツルツルした
上着を選びましょう
●帰宅時
家の中に花粉を持ち込まないように玄関前で花粉を払い、すぐに着替えて
外気に露出した顔などを洗いましょう