神奈川県大和市漢方、漢方医、漢方外来、漢方内科、漢方皮膚科、漢方婦人外来、内科、皮膚科、整形外科、小児科、リハビリ科

Okabayashi Clinic

TEL.046-262-4885

〒242-0021神奈川県大和市中央1-1-2第二近藤ビル2F

ニュース

サルコペニア

サルコペニアとは加齢や病気によって筋肉量が減少し、同時に身体機能も低下した状態がサルコペニアです。

ギリシャ語のサルコ(筋肉)とペニア(喪失)を合わせた造語

 

サルコペニアになると特に抗重力筋(広背筋・腹筋・膝伸筋群・臀筋群など)の低下が多く見られることから

立ち上がったり歩いたりするのが困難になります。頻繁につまずく、立ち上がる際に手をつくような場合には

かなり症状が進行していると考えられ、進行するほど生活の質(QOL)の低下を招き寝たきりになってしまうことがあります。

しかし、サルコペニアは筋肉量の減少が病態であるため、十分な栄養摂取や運動によって筋肉量を増やし

筋力を強くすることで進行をある程度抑えることができます。

 

サルコペニアの原因には

● 年を重ねることによるもの(一次性サルコペニア)

筋肉量の減少は誰にでも起こるもので一般的には25~30歳から始まり年を重ねるにつれて

徐々に進行していきます。

● 病気に伴う消耗や身体機能障害によるもの(二次性サルコペニア)

臓器不全や炎症性疾患、内分泌疾患、癌などの病気に付随してサルコペニアが起こるほか

病気によって安静を強いられ不活動になることもサルコペニアの原因です。

 

サルコペニアの症状

筋肉量が減少して筋力が低下することで、立ち上がりや歩くのが困難になる

頻繁につまずく、体が思うように動かないなどの症状が現れます。

このような症状によって生活の質(QOL)の低下に繋がるほかさらなる不活動を招き寝たきりになって

しまうこともあります。転倒や骨折の危険性が高まる原因にもなります。

また、筋肉量が減少すると血糖値を調整する力が低下して血糖値が変動しやすくなります。

物忘れ、免疫力の低下・嚥下機能低下・呼吸機能低下に繋がるという報告もあります。

 

サルコペニアの治療

進行を防ぐためには運動と食事が有効であるため、サルコペニアと診断されたら運動指導と食事指導が行われ

患者自身で取り組むこととなります。

 

サルコペニア予防に必要な食事とは

筋肉を維持するために十分なエネルギーとタンパク質摂取が必要です。

3つの食事ポイント

① 十分なエネルギー

エネルギー不足の状態では筋肉がエネルギー源として分解されサルコペニアが進行します。

体重減少がないように十分なエネルギーを摂りましょう。

② タンパク質

筋肉の材料はタンパク質です。

エネルギーとタンパク質の片方でも不足している場合、筋肉を維持することはできません

③ 1日3食均等に栄養を摂る

1日に必要な栄養を3食均等に摂ることで、効率よく筋肉合成が行われます。

 

またビタミンDとカルシウムも重要な栄養素で転倒や骨折の予防に繋がります。

このような栄養素を意識しながら、主食・主菜・副菜を揃えたバランスのよい食事を心がけるようにしましょう。

GW 休診日のお知らせ

令和7年 4月27日(日)から5月7日(水)まで休診させて頂きます。

ご迷惑をおかけ致しますが、お間違えの無いようお願い致します。

 

4月27日(日) 休診日

  28日(月)  休診

  29日(火)  祝日・休診

  30日(水) 休診日

5月 1日(木)  休診

   2日(金)  休診

   3日(土)  祝日・休診

   4日(日) 休診日

   5日(月)  祝日・休診

   6日(火)  祝日・休診

   7日(水) 休診日

5月8日(木)から通常通り診療させて頂きます。

花粉症

花粉とは、スギやヒノキなどの植物の花粉が原因となって、

クシャミ、鼻水などのアレルギー症状を起こす病気です。

季節性アレルギー性鼻炎とも呼ばれています。

季節性アレルギー性鼻炎=花粉症

原因となる花粉の飛ぶ季節だけに症状があります。

日本では、約60種類の植物が花粉症を引き起こすと報告されています。

 

花粉の飛散時期

スギ:  年初から飛び始めて3月にピークを迎えて5月くらいまで飛散します。

ヒノキ: スギよりも若干遅れて飛び始めて4月にピークを迎えて6月くらいまで飛散します。

シラカンバ: 北海道ではシラカンバ属の飛散が5~6月にピークを迎えます。

イネ科: 北海道で6~9月に飛散しますが本州以西では、ほぼ1年を通して飛散します。

キク科: 秋の花粉として知られているキク科のブタクサ属、ヨモギ属、クワ科のカナムグラは

      8~10月に飛散します。

 

花粉が飛びやすい時

●雨の日と雨上がり

花粉は雨が降れば地面に落ちますので雨の日は飛散量が少なくなりますが

雨が上がると遠くから飛散する花粉に加えて地面の花粉も巻き上げられますので

飛散する花粉は倍増すると考えられます。

●朝と夕方

一般に花粉は通勤・通学時間帯にあたる朝と夕方に多く飛散する傾向があります。

日の出から時間とともに気温が上昇するにつれて花粉も目や鼻の高さに浮遊しやすくなる

ことや、夕方にかけて気温が下降するにつれて上空にあった花粉が降りてくると考えられます。

●花粉回避の服装

花粉は全身に付着しやすいので、頭髪は帽子で、目や鼻はメガネやマスクで

首はマフラーやスカーフで付着を防ぎ花粉が付着しにくいような表面がツルツルした

上着を選びましょう

●帰宅時

家の中に花粉を持ち込まないように玄関前で花粉を払い、すぐに着替えて

外気に露出した顔などを洗いましょう

 

 

診療時間変更のお知らせ

令和7年4月1日から診療時間を変更させて頂きます。

月曜日 午前の診療は休診

火曜日~金曜日の午前 9:30からの診療

水曜日・日曜日は休診

土曜日 午前 9:00からの診療

午後の診療については変更ありません。

ご迷惑をおかけ致しますがご理解の程よろしくお願いいたします。

               

                   院長 岡林 潤

年始のご挨拶

新年あけましておめでとうございます。

幸多き新春をお迎えのこととお喜び申し上げます。

令和7年も皆様のご健康とご多幸を心からお祈り申し上げます。

本年もより一層、皆様の健康に貢献できるよう努めて参ります。

どうぞ宜しくお願い申し上げます。

 

                    =院長 岡林 潤=

年末のご挨拶

年の瀬を迎え今年も残すところあと僅かとなりました。

本年も1年ありがとうございました。

患者様をはじめ近隣の皆様の暖かいご支援により

令和6年も本日診療を無事に終えることができました。

年末年始とお出かけになることも増えますのでお体にお気をつけて

良い新年をお迎えください。

 

                 = 院長 岡林 潤 =

湿疹

湿疹とは皮膚の表皮・真皮上層に起こる炎症で皮膚炎とも呼ばれます。

湿疹の多くは外からの刺激に反応して起こる「接触皮膚炎」ですが

原因がわからない湿疹もあります。

この原因のわからない湿疹の場合、発症から間もない湿疹は「急性湿疹」

長期化し皮膚が乾燥している状態は「慢性湿疹」と呼ばれます。

湿疹が出来る部位は様々で全身のどこにでも出来る可能性はあります。

急性湿疹では、痒みに加え赤み・細かい丘疹、水疱が出来、次第に膿胞が混ざるなど

多様な小型の皮疹が見られます。

この皮疹は時間の経過とともに、ただれたり、かさぶたが出来ることもあります。

そしてこれらが剥がれ落ちて治癒します。

湿疹状態が長引き慢性化すると皮膚が乾燥した状態になり、さらに長引くと

色素沈着が起こることもあります。

対処・予防法として

まずは原因と考えられる物質(刺激)があれば、それを避けます。

痒いから掻いてしまうと悪化して、さらに痒みが広がって直りが悪くなったり

とびひに進展することもあるため、患部を掻かないようにします。

痒みや炎症を抑える薬を使って悪化させないようにしましょう

原因がハッキリしない場合、そのことにストレスを感じるかもしれませんが

原因がわからなくても症状を抑えることは出来ます。

症状が強かったり、長引いたり、何度も繰り返す場合には早めに医療機関を受診し

医師に相談しましょう

 

年末年始休診日のお知らせ

令和6年12月29日(日)から 令和7年1月5日(日)まで休診させて頂きます。

大変ご不便をおかけしますが何卒よろしくお願い致します。

 

 令和6年 12月28日(土)午前のみ診療 (通常通り)

      12月29日(日)休診

      12月30日(月)休診

      12月31日(火)休診

 令和7年  1月 1日(水)休診

       1月 2日(木)休診

       1月 3日(金)休診

       1月 4日(土)休診

       1月 5日(日)休診

       1月 6日(月) 通常通り診療

 

                     お間違えの無いようお願い致します。

ワクチン接種のお知らせ

大和市 季節性インフルエンザ予防接種・新型コロナウイルス感染症予防接種

令和10月1日から12月31日までの期間

 

対象者 ●大和市に住民登録のある方

    ●自らの意思で接種を希望

    ●年齢65歳以上の方

    ●60~64歳の方でも

     心臓、腎臓または呼吸器の機能障害により日常生活が極度に制限される方

     ヒト免疫不全ウイルスにより、免疫の機能に日常生活が殆ど不可能な程度の障害をお持ちの方

 

接種費用   インフルエンザ予防接種  =2,000円

       新型コロナウイルスワクチン=3,000円

接種をご希望の方は新型コロナウイルスワクチンに関しては完全予約制とさせて頂きます。

お電話にて予約を受け付けておりますのでご連絡下さい。