食物アレルギーとは、特定の食品を摂取した後、免疫システムによってアレルギー反応が起き
体に様々な症状が現れることをいいます。
症状の多くは、痒みや発疹といった皮膚粘膜症状ですが、他に消化器症状や呼吸器症状
時には全身性症状として現れることもあります。
★食物アレルギーにより引き起こされる症状
皮膚粘膜症状=痒みや発疹、涙目、目の充血、口唇の腫れなど
消化器症状 =腹痛、嘔吐、下痢など
呼吸器症状 =クシャミ、鼻水、ゼーゼーする、呼吸困難など
全身性症状 =アナフィラキシー、アナフィラキシーショック
食物アレルギーの原因となる成分は食物に含まれるたんぱく質です。
アレルギーの原因となるたんぱく質は消化されにくく、小腸から一部吸収され
血管を通って全身に運ばれるときに、皮膚や消化器、気管支などで
アレルギー反応が起こるのです。
治療の方法は必要最小限の原因食物を避け、アレルギー反応を引き起こさないように
することと、起きてしまったら、早めに適切な処置をすることが重要です。
1、日常の管理
● 原因食物が何に含まれているか確認しましょう
● 自己判断せずに、専門医の的確な診断に基づいた最小限の食物除去を行いましょう
● 定期的に専門医の診断を受け、治っているかチェックしましょう
● 食事、生活、発作、服薬などの記録をつけましょう
2、発症時の対応
抗ヒスタミン薬やアナフィラキシー補助治療剤(医師の処方が必要)を使います。
アナフィラキシーショックが現れたら、緊急に医療機関を受診してください
コメントを残す