女性ホルモンの影響を強く受けている女性の体。
ホルモンバランスの変動が大きい時期や年代には、より疲れやすくなると言えます。
女性ホルモンの変動が大きい時期の代表と言えるのが月経前。
体温が高くなり、だるさや眠さ、疲れを感じやすくなります。
これは、「活動的にならないで」という体からのサイン
サインに従って無理をしないことが大切です。
更年期になると、女性ホルモンの分泌量が急激に減り、ホルモンバランスが乱れやすく
なります。女性の更年期は閉経前後の10年間を指し、一般的には45~55歳頃。
女性ホルモンの分泌量は30歳前後をピークに、下降線をたどっていきます。
漢方では古くから女性は7年、男性は8年周期で体が変化すると考えられています。
例えば女性は28歳をピークにその後は徐々にエネルギー(気)が減っていきますから
20代でできたことが40代や50代ではできなくなるのは当然なのです。
こういった年齢変化を受け入れられない人は「こんなはずじゃない・・・」と更に頑張ってしまい
エネルギーを余計に使って疲れやすい体になってしまいます。
もともと体力のある人ほど、このような傾向があるそうです。
加齢と共に疲れやすくなるのは、体の仕組みとしては当然のこと。
そこで更に頑張るのではなく、小さなエネルギーでも疲れないような工夫、疲れを
こまめにケアすることが大切です。特に女性は頑張り過ぎると疲弊し、老けてしまいます。
綺麗と健康のためにも賢い疲れ対策が必要です。
コメントを残す