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Okabayashi Clinic

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脱水症

脱水症

脱水症とは、体から水と電解質(塩分)を失うこと

人間の体の半分以上は水分でできています。

この水分は「体液」と呼ばれ体にとって大切な役割を担っています。

体液は主に「水」と「電解質」でできています。

体液は年齢によって割合が異なります。

新生児80% 小児70% 成人60% 高齢者50%

(数値は体重あたりの割合です)

体重の2%以上の体液が失われると脱水症に陥ります。

現れる症状として、微熱、口渇感、体重減少、尿・発汗の減少

 

子供と高齢者は特に注意!

子供が脱水症になりやすい理由

① 成長期は水分を多く必要とし水分の出入りが激しい

② 皮膚や呼吸から失われる水分が大人と比べて多い

③ 汗をかく機能や腎臓の機能が未熟

高齢者が脱水症になりやすい理由

① 体液を溜める筋肉が少ない

② 飲んだり食べたりする量が減っている

③ 喉の渇きや暑さに気が付きにくくなっている

子どもや高齢者は脱水症になりやすいと心得て、日頃から些細な変化を

見逃さないようにしましょう

 

脱水症になると体に様々な変化が現れます。体調不良に加え3つのサインがあったら

脱水症を疑いましょう

① 原因不明の体温上昇

② 急激な体重減少

③ 高齢者で食事以外に水分摂取をしていないことに加え疲労感・倦怠感がある

 

脱水症のチェック方法

① 握手してみる(手が冷たければ疑わしい)

② 舌を見せてもらう(乾いていたら疑わしい)

③ 皮膚をつまんでみる(皮膚がつままれた形から3秒以上戻らなかったら疑わしい)

④ 手親指の爪先を押してみる(赤みが戻るのに3秒以上かかれば疑わしい)

⑤ 脇の下を確認する(乾いていたら疑わしい)

 

脱水症対策には水分補給が欠かせません。

加えてきちんと食事をとるなど規則正しい食生活を心がけましょう

1、体に入ってくる水分・・代謝水・食べ物の水分・飲料水

2、体から出ていく水分・・尿・便・汗・皮膚や呼吸から失われる水分

体に入ってくる水分は、飲料水からとる水分だけではなく

食べ物の水分と食べ物が代謝されることで生まれる水分もあります。

きちんと食事をとることが脱水症対策に繋がります。

 

水分補給方法は年代によって異なります。

乳幼児—自分で判断できないので保護者や管理者が適切に飲ませましょう

小中高生—自由に水分を摂取するよう保護者または指導者が指導し

        制限しないようにしましょう

成人—喉の渇きを感じる前に摂取するようにしましょう

高齢者—こまめに水分補給をしましょう。

      介護が必要な方には介護者が定期的に水分を摂取させるよう心がけましょう

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