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食習慣と糖尿病

食習慣と糖尿病

厚労省調査によると糖尿病患者の大多数を占める2型糖尿病患者数は700万人に達し、予備群を含めると、1600万人を超えると推計しています。

2型糖尿病は、遺伝的素因と環境要因(不適切な食習慣,過食、運動不足、など)が相互に作用することにより、インスリン抵抗性とインスリン分泌不全が進行し発症すると考えられます。

糖尿病患者の食事療法の原則は、必要最小量のエネルギーを摂取することと栄養素のバランスを適正に保つことです。一日の総エネルギー量の設定は、患者の年齢、性、肥満度、職業、運動量、合併症の有無や程度により異なるが、実際には、患者の標準体重を基準に生活強度を考慮し算出します。大体30~35kcal/kg(体重)に基づいて計算します。栄養素の適正なバランスは、糖質55~60%、脂肪25%、蛋白質15~20%を念頭に配分します。

糖尿病患者、とりわけ軽症の場合や境界型では食後のインスリンの追加分泌が遅延、欠如していることが多く、その場合は1回の食事摂取量は少なくすることにより食後高血糖を抑制することができます。また果物や牛乳は食後ではなく、食間少な目に摂取させます。アルコール摂取は良好のコントロールの妨げになることが多いため原則的に禁酒を勧めます。

規則正しい食生活を送り、早食いや暴飲暴食、夜食を避けること。また栄養バランスの取れた食生活は、糖尿病の発症予防のみならず糖尿病患者の血糖管理を良好に保つためにも重要です。

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