中学1年生の女子、腹痛と下痢が続きトイレが近いため授業中、席についていられない
緊張すると症状が悪化し、朝食や給食を食べるとすぐ下痢になるため、平日は夕食しか
食べられないので体重も減る一方でした。
他院で過敏症腸症候群と診断されて、西洋薬を処方されましたが改善せず
当院に受診されました。
初診時、もの静かで暗い表情をしており、手足の冷えも強く、脈も沈んでいたため
漢方薬を1日2包朝夕投与で開始しました。
内服開始の翌日から下痢が改善し、休んでいた学校にも行けるようになりました。
その後、腹痛もなくなり1日3回食事が摂れるようになり、性格も前向きになってきたとのことです。